日別アーカイブ: 2009/09/17

第10回古謡の会 「世乞い唄」

祭事行事が集中する9月・10月の竹富島。
その合間をぬって、第10回古謡の会の開催です。
場所は、重要文化財「旧与那国家住宅」。
今回は種子取祭の「世乞い唄」をうたいます。
竹富青年会を中心に19名の参加者と一緒に謡いました!
 
種子取祭奉納芸能(今年は10月12日)初日の晩、
世乞いの儀式を行います。
その際うたう「世乞い唄」は口承伝承のため、
各家で歌詞の順番がまちまちでしたが、
平成2年10月29日に竹富公民館が歌詞の順番を統一しています。
世乞いの儀式に参加したことのある方は、うたうことにより祭の
高揚感や連帯感を体感したことと思います。
そこに、謡い継がれてきた「世乞い唄」の力強さがあります。
当ブログをご覧のみなさんに、種子取祭を見学する予定がありましたら、
「世乞い唄」の歌詞をUPしますので、
ぜひ歌詞を覚えて世乞いにご参加ください。
違った愉しみが味わえるのではないでしょうか。
なお、対訳については、NPOたきどぅん発行の書籍
竹富島古謡集『祭りの歌』に掲載しております。


(た)

続きを読む

第43回民具づくり教室

 毎週木曜日にゆがふ館で開催されている
 “竹富島民具づくり教室” 
 7月16日(第35回)から始まった
ニーブ(藁の敷物)の制作もいよいよ大詰め!
ニーブとは、籾を干したり粟や大豆を脱穀する際使用する
敷物で、地域によってはニクブク、ニクブー、ヌフフなどと
呼称します。
 昔は身近な道具だったニーブ。時代の流れとともに、
ブルーシートにとって代わられ、制作技術を持つ方々も少なく
なっています。
 民具の「大物」という表現がピッタリのニーブを、
講師の松竹昇助さんが中心となって制作を始めました。
 7月初旬に西表島祖納集落のみなさんからいただいた
藁も敷物に形を変え、ゆがふ館の展示品のアクセントに
なりつつあります。
 参加者のみなさんでいただいた藁を綯い、
島の大工さんから制作に欠かせないヤマ(藁を編むための道具)
を寄贈していただき、8月7日からコツコツと編みはじめます。

講師の松竹昇助さん
貴重な時間を割いてゆがふ館に足を運んでいただきました。
 参加メンバーみんなで編みこんだニーブは、
奇しくも結願祭が執り行われる来週(24日)に完成予定。

しばらくゆがふ館に展示したのち、喜宝院蒐集館に寄贈されます。

(た)