日別アーカイブ: 2008/01/10

凧のこと

7日に開催された「新春凧揚げ大会」。
そのときの様子が、
今朝の『八重山毎日新聞』で報道されています。
○竹富小中校 親子でたこあげ楽しむ
 -大小の手作りたこに歓声-
 『八重山毎日新聞』2008.01.08
                 (竹富通信員)
 3学期が始まった7日午後、竹富小中学校(石垣安志校長)は環状線外側の牧草地で、恒例の「新春凧上げ大会」を催した。
 この日は、気温26度という初夏を思わせる天気で風は少し弱かったが、保育所の子どもたちも参加して元気に走り回っていた。
 たこし約2メートルのジャンボサイズから20センチの小型まで、サイズも形もバラエティーに富んだ。
 大会を前に親子で作りあげたものだけに、父親も懸命。童心に返って大会に熱中していた。
 なお成績は次の通り。
 ・飛雄賞小学生の部 上間ひなのさん(小4)62度
 ・飛雄賞中学生の部 仲村渠晶彰君 (中2)49度
 ・デザイン賞    大浜煕人君  (小3)
ここで『沖縄大百科事典』から、
沖縄における凧の歴史をひもといてみましょう。
「竹の骨組みに紙を張って糸をつけ、風を利用して空に揚がる玩具。日本では平安朝のころ中国から伝来した。沖縄では1700年(尚貞32)ごろ、中国に留学した程順則(名護聖人)が伝えたといわれ、士族の子どもの遊びとして、旧暦九月九日(重陽の節句)に凧揚げがおこなわれたという。たんなる遊びではなく、子どもの成長を祈願する意味もあった。程順則の死後、その徳をしのんで<名護のマッタクー>という3畳ほどの大凧を作り、ゆかりの地で揚げたという。宮古では旧暦1月16日に凧揚げがおこなわれるが、現在は正月の遊びとして各地でおこなわれている。
 凧にはブーブーダク、カーブヤー、マッタクー、ハッカクーなどがあり、地域により名称が異なる。ブーブーダクは凧の両端を弓なりにして糸で結び紙を張るそれが上空でブーブー鳴るところからこうよばれる。カーブヤーは十字の骨に紙を張った簡単なもので、主として幼児が遊ぶ。マッタクーは四角形。色紙で敷瓦模様を表面に貼ったものは錦マッタクー、裏から張ったものはウッチャキター。ハッカクー(八角)は星型。沖縄の凧の特長は、カーブヤーを除けば、四辺の枠にも竹の骨を入れ、骨組みが太くがっしりしていて強風にも耐えられるので引く力が強く、フータン(風弾)遊びができることである。フータンは蝶型でハーベールフータンともよばれ、仕掛けの一つ。風力で凧の揚げ糸を昇って行き、ストップ・プレートに当たると羽を閉じて手元に戻ってくる。紙片をフータンに取りつけておけば空中で紙吹雪を散らせることもできる。また、紙や木の葉に穴をあけて揚げ糸に通し、空中の凧まで糸を伝っていくデンポーグワーという遊びもある。凧オーラシェー(凧合戦)、あるいは真凧掛合をやるときは、凧どうしをぶつけ合うだけでなく、尾(ジュー)に小さな鎌をくくりつけてほかの凧の糸を切ることもあった。ちなみに、沖縄で作られた最大の凧は28.26平方�(17畳)である。」
凧にも歴史あり。                     (YI)

「みんなの器」展

ゆがふ館に展示されている大きな陶器は、
アトリエ五香屋を主宰する、水野影敬さんの作品です。
これは「MADE IN OKINAWA」と称する、
一連の作品のなかのひとつで、
竹富島の狂言「スルックイ」をモチーフとしています。
その水野さんが、
今月16日まで石垣島の「BANANA SHOP」(大川交番斜め向かい)で
「みんなの器」と銘打った個展を開催中です。
『八重山毎日新聞』には、
次のように紹介されています。
「竹富島で“アトリエ五香屋”を営む水野影敬さん(38)が、市内“バナナショップ”で個展を開いている。16日まで。
 展示されているものはアトリエ五香屋の定番、豪快な線彫りの魚文だが、“今回は、その線彫りを使って八重山の風土色豊かな暮らし、芸能、動物、島での生活の中で見えるすべてをモチーフにした”と語る。
 器の中にはハルサー(農民)やウミンチュ(漁師)、踊り子、バショウやヤシの実、身の回りにあるあらゆるものをさまざま描いている。
 水野さんは神奈川県横浜市出身。12歳から陶芸に親しみ14歳から本格的に学び始める。益子焼と壷屋焼に影響を受けたという。1995年竹富島に移住、現在に至っている。
 東京などで個展開催はあるが八重山では今回が初。“使う人が毎日楽しくなる、そんな一品を探し出していただいたら幸いです。”と述べている。」
                               (YI)