月別アーカイブ: 2008年1月

竹富島・ものづくりプログラム(その1)

1月14日(月)に竹富島まちなみ館において、
竹富島ものづくりプログラムが開催されました。
この試みは岐阜県立森林文化アカデミー主催で
行なわれ、NPOたきどぅんは協力といった形をとって
います。プロジェクトは17日(木)まで3コマの
プログラムを消化し、ご来島いただける方々に
竹富島が一番伝えたい、
目には見えない、手にふれる事のできない深遠なる世界」
こうした伝統文化を、島内に群生している“樹木”を
用い、形にして伝えることを目的としています。
昨晩の講義の前半は、日本や世界で見ることができる
樹木についてや、世界中の文化と竹富島の文化を比較したのち、
参加者それぞれ、自らで考え出した「木のお守り」を実際に
製作してみました。
前半の講義でとてもユニークであったのが、
世界30ヶ国の一般家庭の持ち物を撮影した
-ピーター・メンツェル『地球家族 世界30か国のふつうの暮らし』-
を題材にして、日本、アメリカ、ブータンを比較し、
今の竹富島を内側から眺めてみようといった試みでした。
物質的、精神的に見ても満たされている竹富島を
再認識することができました。
勿論、こうした満たされた世界は、島の先達者が育んで
きたことを、私たちは決して忘れてはなりません。
岐阜県立森林文化アカデミーの方々、素晴らしい講義を
有難うございました。また、17日まで宜しくお願いいたします。

(ta)

竹富島ものづくりプログラム

今晩から4日間の日程で開催の
“竹富島ものづくりプログラム”。
プログラムの体験を通して意見交換し、
竹富島ならではプログラムを作ろうというのが目的です。
2007年3月、授業の実習で竹富島に訪れた岐阜県立森林文化アカデミーご一行。
竹富島の自然や伝統文化に触れ、その土地の木材を利用してお土産品を作ろうというのが授業のテーマ。
上勢頭芳徳さんの紹介で、NPOたきどぅんの職員も授業に参加しました。
これが縁となり、竹富島ならではのものづくりプログラムを作る現地実習として
今回のプログラム開催に至りました。
4日間で行なう講座下記の内容です。
●座学 ものづくり講座
ものづくり講座を企画運営するためのノウハウの講義。
■ものづくり体験1
出かける家族の無事を祈って…「鷹の風旗づくり」
「旅に出る人が、良い風に恵まれて平穏無事に、また帰って来られますように…」。
竹富島では昔から、島から旅立つ家族の安全を願って、
屋敷の南にある「フクギ」の梢に高く、様々な形の《風旗》を掲げる習慣がありますよね。
秋には北から南へ、春には南から北へと、
遠路遥々と旅する鳥たち「鷹」の風旗を作って、
出かける家族の無事を祈るお守りを作ってみませんか?
■ものづくり体験2
あなたの祈りを形にしよう…「木のお守りづくり」
竹富島には沢山の聖地があり、生活の中に祈りがありますね。
種子取祭のミルク神にあやかり「福が沢山竹富島に来ますように…」と願い、
アカギで白いミミタブをつくってみました。
皆さんには、どんな願いがありますか?あなたの願いを木に託した、
お守りをつくってみませんか?
☆ワークショップ
竹富島オリジナルのものづくりプログラムを作ろう!
ものづくり体験を通して感じたこと、気づいたことを生かし、
竹富島で実施可能なオリジナルのプログラムのリニューアルを作ってみよう。
聞いて、体験して、考える。
体験通して学んだことはより深い理解ができます。
この一連の講座を通して、竹富島ならではのものづくりプログラムを開発したいと思います。
また、このものづくりを通して、竹富島オリジナルの“もの”も生みだせるのではないでしょうか。

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雨に関する言葉

昨日にひきつづき、今日も雨です。
辻弘著『竹富島方言集』より、
雨に関する言葉を拾ってみました。
 ○「あたぷい」にわか雨
 ○「あみ」雨
 ○「かたっぴ」局地的降雨、夏の雨のように片降り
 ○「しいーり」湿る、雨天続きでしめる
 ○「てぃだあみ」日が照っている時の雨
 ○「ひとぅんしゃ」潤が強い、雨が多い
 ○「まーだうるい とーらり ふうやありた」
   時宜を得た慈雨に恵まれてよかった
 ○「うるいぬみっか しゅーひきぬみっか ひとぅん まくな」
   農民は雨をいただいたら三日ほどは畑仕事に精を出し、
   漁民は大潮引きの三日は精を出しなさい。
                             (YI)

雨模様

ただ今、午後4時半過ぎ。
竹富島では雨が激しく降っております。
竹富島の童謡「おーせ番」は、
人頭税時代のある雨の日の様子が
うたわれています。
  ♪おーせぬ番ぬ加那叔父
   自分ぬ子やかじみてぃー
   他人ぬ子やしかいとうし
   雨だりやふあ
   しただり吾ふあー
この歌は、人頭税時代の一面を物語っており、
ある意味でわかりやすい内容。
村番所の係の加那叔父は、
激しい雨のなか、自分の子は大切にし、
他人の子をつかって仕事をさせます。
つかわれた子の親は、
「雨だりやふあ/しただりや吾ふぁー」
(ずぶぬれの子よ/雨にぬれてつかわれる私の子よ)と
思わず声をもらしているかのようです。
(上勢頭亨『竹富島誌 歌謡・芸能篇』239頁参照)(YI)

『八重山毎日新聞』2008.01.12掲載記事

■社明運動作文コン全国審査で
小林瑞穂さん(竹富中)に優秀賞
「第57回nk”>社会を明るくする運動作文コンテスト」全国審査で「日本BBS連盟会長賞(優秀賞)」を受賞した小林瑞穂さん(竹富中3年)への伝達表彰式が11日午後、同校体育館で行われた。
同コンテストは1993年の第43回から実施され、児童生徒たちが犯罪や非行について日ごろ考えていることを作文にすることで、社明運動への理解を深めることが目的。
小林さんは県審査で中学校の部最優秀賞に選ばれ、全国審査に出品。
全国9万点余の応募の中から優秀賞に選ばれた。
伝達式では那覇保護観察所の佐久本英子所長が「島の人々に温かく見守られている小林さんの気持ちがよく表れている。皆さんも社明運動を理解し、小林さんに続いてほしい」と激励した。
小林さんは「驚いたけどとてもうれしい。都会にはない島ならではの人と人の心のつながりが伝えられたらいいなと思う」と話していた。

新春トリムマラソン

恒例の「新春トリムマラソン」(竹富小中学校PTA主催)。
あらかじめ、1km、3km、5kmの3つから、
自分にあったコースを選び、予想タイムを申告します。
そして、その申告タイムへの近さを競うのが
トリムマラソンです。
八重山毎日駅伝大会を間近に控えた選手も姿をみせ、
本格的なレースの前の小手調べといった
おもむきもみられました。
この1月は最高気温が25度を超える夏日がつづき、
今日も選手にとっては厳しい暑さとなりました。
それでも汗をぬぐいながら、
老若男女がそれぞれのペースで完走しました。  (YI)


凧のこと

7日に開催された「新春凧揚げ大会」。
そのときの様子が、
今朝の『八重山毎日新聞』で報道されています。
○竹富小中校 親子でたこあげ楽しむ
 -大小の手作りたこに歓声-
 『八重山毎日新聞』2008.01.08
                 (竹富通信員)
 3学期が始まった7日午後、竹富小中学校(石垣安志校長)は環状線外側の牧草地で、恒例の「新春凧上げ大会」を催した。
 この日は、気温26度という初夏を思わせる天気で風は少し弱かったが、保育所の子どもたちも参加して元気に走り回っていた。
 たこし約2メートルのジャンボサイズから20センチの小型まで、サイズも形もバラエティーに富んだ。
 大会を前に親子で作りあげたものだけに、父親も懸命。童心に返って大会に熱中していた。
 なお成績は次の通り。
 ・飛雄賞小学生の部 上間ひなのさん(小4)62度
 ・飛雄賞中学生の部 仲村渠晶彰君 (中2)49度
 ・デザイン賞    大浜煕人君  (小3)
ここで『沖縄大百科事典』から、
沖縄における凧の歴史をひもといてみましょう。
「竹の骨組みに紙を張って糸をつけ、風を利用して空に揚がる玩具。日本では平安朝のころ中国から伝来した。沖縄では1700年(尚貞32)ごろ、中国に留学した程順則(名護聖人)が伝えたといわれ、士族の子どもの遊びとして、旧暦九月九日(重陽の節句)に凧揚げがおこなわれたという。たんなる遊びではなく、子どもの成長を祈願する意味もあった。程順則の死後、その徳をしのんで<名護のマッタクー>という3畳ほどの大凧を作り、ゆかりの地で揚げたという。宮古では旧暦1月16日に凧揚げがおこなわれるが、現在は正月の遊びとして各地でおこなわれている。
 凧にはブーブーダク、カーブヤー、マッタクー、ハッカクーなどがあり、地域により名称が異なる。ブーブーダクは凧の両端を弓なりにして糸で結び紙を張るそれが上空でブーブー鳴るところからこうよばれる。カーブヤーは十字の骨に紙を張った簡単なもので、主として幼児が遊ぶ。マッタクーは四角形。色紙で敷瓦模様を表面に貼ったものは錦マッタクー、裏から張ったものはウッチャキター。ハッカクー(八角)は星型。沖縄の凧の特長は、カーブヤーを除けば、四辺の枠にも竹の骨を入れ、骨組みが太くがっしりしていて強風にも耐えられるので引く力が強く、フータン(風弾)遊びができることである。フータンは蝶型でハーベールフータンともよばれ、仕掛けの一つ。風力で凧の揚げ糸を昇って行き、ストップ・プレートに当たると羽を閉じて手元に戻ってくる。紙片をフータンに取りつけておけば空中で紙吹雪を散らせることもできる。また、紙や木の葉に穴をあけて揚げ糸に通し、空中の凧まで糸を伝っていくデンポーグワーという遊びもある。凧オーラシェー(凧合戦)、あるいは真凧掛合をやるときは、凧どうしをぶつけ合うだけでなく、尾(ジュー)に小さな鎌をくくりつけてほかの凧の糸を切ることもあった。ちなみに、沖縄で作られた最大の凧は28.26平方�(17畳)である。」
凧にも歴史あり。                     (YI)

「みんなの器」展

ゆがふ館に展示されている大きな陶器は、
アトリエ五香屋を主宰する、水野影敬さんの作品です。
これは「MADE IN OKINAWA」と称する、
一連の作品のなかのひとつで、
竹富島の狂言「スルックイ」をモチーフとしています。
その水野さんが、
今月16日まで石垣島の「BANANA SHOP」(大川交番斜め向かい)で
「みんなの器」と銘打った個展を開催中です。
『八重山毎日新聞』には、
次のように紹介されています。
「竹富島で“アトリエ五香屋”を営む水野影敬さん(38)が、市内“バナナショップ”で個展を開いている。16日まで。
 展示されているものはアトリエ五香屋の定番、豪快な線彫りの魚文だが、“今回は、その線彫りを使って八重山の風土色豊かな暮らし、芸能、動物、島での生活の中で見えるすべてをモチーフにした”と語る。
 器の中にはハルサー(農民)やウミンチュ(漁師)、踊り子、バショウやヤシの実、身の回りにあるあらゆるものをさまざま描いている。
 水野さんは神奈川県横浜市出身。12歳から陶芸に親しみ14歳から本格的に学び始める。益子焼と壷屋焼に影響を受けたという。1995年竹富島に移住、現在に至っている。
 東京などで個展開催はあるが八重山では今回が初。“使う人が毎日楽しくなる、そんな一品を探し出していただいたら幸いです。”と述べている。」
                               (YI)

新学期スタート!新春凧揚げ!

子どもたちは冬休みが終わり、
新学期をスタートさせました。
7日、竹富小中学校体育館にて、
始業式が開かれました。
この様子は今朝の『八重山毎日新聞』紙上において
写真入りで報道されています。
午後からは恒例の「新春凧揚げ大会」が
竹富小中学校PTA主催で行われました。
「新学期」「新春」、
「新」の文字が気持ちいいですね。
1年のはじまり、新たな気持ちでのぞみたいです。
                    (YI)

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石垣竹富郷友会新年総会

竹富郷友会が新年総会 新会長に黒島さん
『八重山毎日新聞』2008.01.08
 石垣竹富郷友会の第62回定期総会と新年祝宴・新成人者激励会が6日、石垣市内のホテルで開かれ、役員改選で新会長に黒島郁江さんが選出された。女性会長は初めて。
 新会長に選出された黒島さんは「女性会長としてどこまでやれるか分からないが、優秀な役員たちとともに『うつぐみ魂』を忘れず、頑張っていきたい」とあいさつした。
 総会終了後は新年祝宴・新成人激励会も行われ、青年部や各会の余興などで盛り上がった。
 新役員は次の皆さん。
  ○会 長  黒島郁江
  ○副会長  松島昭司
  ○幹事長  赤山丈人
  ○書記会計 竹田泰信
  ○婦人部長 島袋トキ子
  ○青年部長 前三盛敦