日別アーカイブ: 2007/11/03

明日は首里上り!

明日、11月4日は西塘の遺徳をしのび、
「首里上り」を実現させます。
1500年のオヤケアカハチの乱で、
宮古・八重山地方は琉球王国の統治下に組み込まれました。
そのとき、首里に連れていかれた、西塘は
のちに園比屋武御嶽の石門を築き、
ついには国王より竹富大首里大屋子職を授かり、
八重山を統治することになりました。
竹富島では、西塘の遺徳をしのび、西塘御嶽をまつり、
先祖代々尊崇してきました。
このたびは、石垣竹富郷友会の呼びかけで、
竹富島の精神文化の柱である、西塘の功績を再確認し、
郷友のさらなる連携をはかるため、
竹富公民館、沖縄竹富郷友会、>全国竹富島文化協会の協力のもと、
首里上りを実現させようということです。
その日程は以下の通りです。
午前09:45 園比屋武御嶽石門前で、歌謡《しきた盆》を斉唱。
  10:05 タナドゥイ(種子取祭)の「道唄」を斉唱しながら
      園比屋武御嶽石門から木曳門を経て、
      首里城下ウナーに入場。
  10;15 首里城ウナーで「巻踊り」をうたい踊ります。
  10:55 首里上り祈願納め宣言
竹富島の郷友の方はもちろん、ゆかりのある方々は、
明日、首里城に集合です。                   (YI) 

島外芸能公演の歩み

本日開催される「竹富島種子取祭の芸能」(浦添市てだこホール)は、
全国竹富島文化協会創立10周年を記念して開催されることに加えて、
沖縄本島で初めてのまとまった大きな芸能公演ということからも、
記念すべき公演と位置付けることができます。
この機会に、今回は島外で開かれた芸能公演を
簡単に簡単に振り返ってみたいと思います。
1977(昭和52)年5月17日、文部大臣によって「竹富島の種子取祭」は、
国の重要無形民俗文化財の第1号として指定を受けました。
その前年の6月には、玻座間村・仲筋村を合わせた70余名で、
芸能団を結成し、国立劇場での公演を成功させました。
この公演を契機にして、
芸能に対する演出や衣裳への関心が高まっていったといいます。
例えば、数多い演目の幕間の時間を短縮するために、
女の子が演題をめくってプログラムを進行させる方法は、
現行のタナドゥイ(種子取祭)でも生かされています。
これによってタナドゥイでも、間断なく芸能を奉納することができ、
好評を得ています。
全国竹富島文化協会の設立されたのが1996(平成8)年ですが、
これをきっかけにして再び国立劇場での公演が
待望されるようになってきました。
1998(平成10)年には玻座間村が九段会館(東京)での公演を遂げ、
その成功が大きな成果となり、
2001(平成13)年の仲筋村の国立劇場公演につながってきたのです。
伝統的な祭事のなかで奉納される芸能と同時に、
島外で開催される芸能公演の歴史をふりかえり、
その意味合いを確認し、位置付ける必要もあるかと思います。
参考文献○『芸能の原風景』(瑞木書房)
                               (YI)