月別アーカイブ: 2007年10月

種子取祭第2日目

昨夜は無事にトゥルッキを終え、いよいよ祭祀期間に入りました。
種子取祭第2日目乙酉の今日、午後8時30分より、ゆがふ館にて、
恒例の「種子取祭教室」を開催します。
映像を鑑賞しながら、祭祀の日程や意味を理解し、
祭祀でうたわれる古謡を練習し、
みんなでうたえるようにすることが目的です。
大勢のご来館をお待ちしております。
さて、第2日目(乙酉)、第3日目(丙戌)、第4日目(丁亥)は、
主にタナドゥイの供物や料理の準備がなされます。
各家庭ではすでにピン(ニンニク)の用意も済み、
神饌であるイイヤチ(飯初)の餅米や粟の準備を始めます。
また、各集落の踊部・狂言部では、
奉納芸能の稽古と仕上げが着々と進められています。
竹富島では、タナドゥイでの芸能が
神をもてなすための大切な供物としてとらえられているのです。 (YI)

種子取祭第1日目

 竹富島タナドゥイ(種子取祭)は、種子下ろしが祭事の主なテーマですが、豊穣祈願と多彩な芸能の結びつきが大きな特色だといえます。
 その日程は、年中行事の節願いの己亥の日から数えて、49日目の戊子の日を種子取の祈願にあて、その前後10日間が祭祀の期間として意識されます。毎年、旧暦9・10月中にめぐりくる甲申の日から甲午の日までを祭祀の期間にあてています。この間祭祀は、いくつもの儀礼を経ながら、祭事の諸準備や芸能の稽古を含めて進行していきます。
特に7日目・8日目の奉納芸能の日は、2日間にわたって70余りの芸能が奉納され、島は華やぎます。
 いよいよ今日10月17日、タナドゥイの第1日目を迎えます。
くわしくはこちらをごらんください。

ミニ種子取祭

島にゆかりのある人は、種子取祭前になると、
気持ちが高揚し、居ても立ってもいられなくなるものです。
先日12日には、種子取祭に向けた、東京竹富郷友会の熱の入った
取り組みを紹介しました。
今朝の『八重山毎日新聞』には、
「竹富島のお年寄りらミニ種子取祭楽しむ」と銘打たれた記事が
掲載されています。
島の先輩方が一足先に「ミニ種子取祭」を行ったとのことです。
「竹富地区のボランティアグループ“ほほえみの会”(高那末子会長)と地域の高齢者が参加する昼食会がこのほど、竹富島コミュニティーセンターで開かれ、30人近くが参加した。
 国指定の重要無形民俗文化財“種子取祭”を前に、種子取祭で奉納される古謡を取り入れた“ミニ種子取祭”を行い、一足先に種子取気分を味わった。
 昼食後は、インフルエンザについての講話もあり、症状や治療方法などについても説明を受けた。」

『八重山毎日新聞』2007.10.14記事

種子取祭の時期は、星見石といった立石を用い、
天体の動きを観察して定めたり、
アラニシ(ミーニシともいう)という風や、
サシバの到来などの自然現象によって知ることができます。
これらの知らせと同時に、
島にまたうれしい知らせが届きました。
長年のまちなみ保存運動の取り組みとその成果が評価され、
このたび、竹富島まちなみ保存調整委員会が、
地域住宅計画推進協議会より、地域住宅計画賞を受賞しました。
このことについて、今朝の『八重山毎日新聞』に記事が
次のように掲載されています。
「竹富島まちなみ保存調整委員会(上勢頭同子委員長)は、住まいやまちづくりに関する優れた活動を表彰する地域住宅計画推進協議会の地域住宅計画賞を受賞した。
 今月4日、富山市内で開かれた“地域住宅計画全国シンポジウム2007富山大会”(同協議会主催)で表彰式が行われた。
 同委の上勢頭芳徳・元事務局長が12日午後、町役場で大盛武町長に受賞を報告し、“住民自らが地域を維持管理してきたことが評価されたと思う”と話した。」

『八重山毎日新聞』2007.10.12記事

今朝の『八重山毎日新聞』には、タナドゥイ(種子取祭)をひかえた、
東京竹富郷友会(富野芳江会長)の様子が、東京通信員の有田静人さんの
報告により、うかがうことができます。
今年は60人余りの奉納団を派遣するとのことで、
その取り組みに情熱を傾けていることが、
文面からひしひしと伝わってきます。
記事によると、23・24日の奉納芸能の日、郷友会のほか、郷土史研究家や
全国竹富島文化協会会員、独協大学の飯島ゼミ学生の皆様など、
大勢の来島がある見込み。                   (YI)

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「前原基男写真展」と「種子取教室」のお知らせ

 種子取祭の季節がやってきました。
 島では現在、種子取祭を眼前にひかえ、その準備や奉納芸能の練習に余念がありません。
 ゆがふ館では、10月1日より「てーどぅんシアター」において、「前原基男写真展」を開催中です。今回は、写真集『ふるさとへの想い 竹富島』の第7章「竹富島の種子取祭」からピックアップし、この時期にふさわしい展示内容になっています。
 また、恒例の種子取祭教室を下記のとおり開催いたします。
 内容は、種子取祭の映像を見ながら、その概要を理解し、種子取祭の第7日目の晩から夜通し行われるユークイ(世乞い、豊穣を乞い願う)でうたわれる、歌謡を練習します。
 島人はもちろん、民宿のヘルパーの皆様、観光客の方々、大勢のご来場をお待ちしております。                     (YI)
           記
   ■ と き 10月18日(木) 午後8時30分から
   ■ ところ ゆがふ館てーどぅんシアター
   ■ 講 師 阿佐伊孫良氏

今朝の『琉球新報』「落ち穂」欄に注目。

今朝の『琉球新報』「落ち穂」欄に、
福田由美子さんが「竹富島」というタイトルの
エッセイを寄せています。
竹富島のまちなみや、
竹富島で生まれた民謡「安里屋ユンタ」に触れながら、
竹富島を紹介しています。
福田さんは、
「今日も竹富島では三線の音色に合わせ、
水牛がのんびりと島を案内していることでしょう。
心なごむ島です。」と結んでいます。
民謡の主人公クヤマに自分を重ね、
島の歴史におもいを馳せた文章は、
ほのぼのとした気持ちになりました。
きっと読者も心なごんだことでしょう。
しかいと みーふぁいゆ。
(誠にありがとうございました。)               (YI)