カテゴリー別アーカイブ: 竹富島の日々

「賦課金についての勉強会」開催のサポート

種子取祭奉納芸能の稽古真っ只中の竹富島。
大変忙しい時期ですが、
昨晩は、竹富公民館主催による「賦課金」についての勉強会を開催しました。
NPOたきどぅんは協力といった形で竹富公民館をサポートしました。
講師は、
竹富公民館議会議員でNPOたきどぅん事務局長の野原 健 さん。
竹富公民館役員を3期務め、
現在も種子取祭の経理係を務める公民館の財務システムを深く知るひとりです。
今回は賦課金のシステムを知る先輩方ではなく、
竹富ぶなる会(婦人会)、青年会、
さらに若い世代を対象に参加の呼びかけを行い、
34人の皆さんが参加してくれました。

では、「賦課」とはどのような意味があるのでしょうか。
辞書には、「税金などを割り当てて負担させること」とあり、
竹富島における様々な活動に係る費用を島民にご負担いただいているシステムのことです。
負担する費用は、
環境美化費、一般会計賦課、祭事賦課、結願・敬老賦課、種子取祭賦課の5つあり、
それぞれ、老若男女、世帯、性別によって負担額が異なります。
今回は、それぞれの賦課の内容、賦課率と負担金算出の方法を説明しました。

世代交代が着実に進み、
賦課金のシステムを知らない方が徐々に増えてきていることから、
今回の勉強会の開催となりました。

(ta)

第1回 「島の記憶」 開催しました。

祭事行事が集中する9月。
慌ただしい日々が続いておりますが、
昨晩、NPOの新しいプログラム「島の記憶」を開催いたしました。
第1回は竹富青年会と共催し、多くの島の若者たちからご協力をいただき、
25名の参加者とともに、
3名の理事の「島の記憶」の語りを聞きました。

今回のプログラムは、
「島の大先輩と若者達の中間層にあたる先輩方の語りを聞きながら、
竹富島の暮らしの連続性に触れる機会を創出する」
といった大仰な趣旨がありますが、
実際のところ、個人個人が持つ楽しかった思い出をざっくばらんに聞きながら、
当時の暮らしに触れて欲しいと思い企画しました。

トップバッターを務めたのが、
老舗旅館「髙那旅館」の女将を務める髙那弘子理事。
1950年頃の髙那旅館の写真を通じて、
一時期、黒島の学校に通っていたことや髙那旅館に精米小屋があったこと。
当時の意外な竹富島の暮らしを語っていただきました。

二番手は「有限会社竹富島交通」常務取締役の野原 健 理事。
仲筋村狂言部の重鎮のひとりである、
御祖父にあたる仲里長正氏の思い出を通じて、
御祖父から引き継いだ島に対する思いや姿勢、
芸能へのこだわりについて語っていただきました。

第1回のラストを務めるのが、
竹富島のムードメーカーで色々なところで頼りがいのある内盛正聖理事。
御祖父にあたる内盛加那氏の面白い思い出話で場内は爆笑の渦。
こうした会話のなかにも、当時の暮らしが垣間見えます。

翌日には世迎いが執り行われるため、
やむなく閉会しましたが、
語りは延々と続き、大変楽しい会となりました。

次回はタナドゥイを終えた11月頃の開催を目指します。

今回ご協力をいただきました、
髙那弘子理事、野原健理事、内盛正聖理事、
竹富青年会の皆さま、
竹富島未来づくり実行委員会ヘリテージマネージャー若手メンバーの方々、
細田亜津子主任研究員

シカイト ミーハイユー
次回もよろしくお願いします。

(ta)

AED・救命救急講習会の開催

昨晩(7月4日)、
NPOたきどぅんと竹富町消防団竹富分団共催による、
「AED・救命救急講習会」を竹富小中学校体育館にて開催し、
30名の参加者とともに
人命救助の基礎となる心肺蘇生法とAEDの使い方を学びました。


彼(彼女)の名前は、「アン」というそうです。

竹富島の入域観光客数は昨年48万人を数え、特に夏季はコンドイ浜への海水浴を楽しむほか、
重要伝統的建造物群保存地区に選定された竹富島の集落を散策する観光客が多数訪れています。
しかし、万が一のための救命救急処置が、
竹富町立竹富診療所の1名の医師と1名の看護士、
竹富町消防団竹富分団15名の団員の双肩にかかっており、
出動状況も年々増加し、対応に苦慮しているのが現状です。

竹富東港旅客待合所「てぇどぅん・かりゆし館」には
AED(自動体外式除細動器)が設置されており、
目の前が海、更にAEDが設置されているという状況であるため、
少なくとも年に1回程度はAEDの使い方や救命救急の応急処置の講習を受け、
いざ事故が起きた時に落ち着いて対処ができるようにしたいと
NPOからの要望を竹富町が応えての開催となりました。
(島内設置箇所は、かりゆし館・竹富診療所・竹富小中学校・新田観光・ゆくい処・消防車の全部で6か所)


講師は、石垣市消防本部から3名お越しいただき、
懇切丁寧なご指導をいただきました。


先ずは人命救助の基礎となる心肺蘇生法を実習します。
アンの胸がことさら固く、1分間の心臓マッサージは長く感じられた参加者もいたでしょう。

ひとりが受け持つ最長限度と云われる2分間の心臓マッサージは、
相当の体力を消耗します。
そこで、ひとりの負担を軽減するために、他者とのスムーズな交代方法も実習します。


さすが竹富消防分団団員の心肺蘇生法です。カメラ目線を除けばバッチリです。

最後に、2人で心肺蘇生法とAEDを活用した人命救助の実習をしました。


NPOスタッフも懸命に取り組みます。きちんと連携が取れてスムーズな対応でした。

夜間とはいえ夏の暑い夜での開催で、学校体育館は相当な蒸し暑さでしたが、
参加者の皆さま方は、楽しみながらかつ真剣に実習に取り組んでいました。
これをきっかけとして、
定期的な救命救急講習会を開催できたらと考えております。

講師の石垣市消防本部ならびに竹富町防災危機管理課の方々、
竹富町消防団竹富分団をはじめとするご参加いただいた皆さま、
シカイト ミーハイユー

(ta)

平成29年度「竹富公民館祭事・行事表」

昨晩の集落ごとの月例会にて発表された、
今年度の竹富公民館年間祭事・行事表を
ブログをご覧のみなさまへお知らせいたします。

今年は旧暦に閏月があるため、
新暦9月には祭事行事が集中する大変忙しい月となります。

旧暦7月13~15日の集落ごとで挙行するお盆行事は9月3~5日
大地を清め井戸に感謝するシチマツリは、9月9日
数え年70歳以上の高齢者を祝す94回目を数える敬老会は、9月17日
一年間の願いを解き、奉納芸能を執り行う結願は、9月23・24日
ニーラスク・カネーラスクから神々をお招きするユーンカイは、9月27日
となっております。

クリックすると、行事表が表示されます。
       ⇓
平成29年度竹富公民館祭事・行事表

『竹富島憲章』制定30周年記念講演会の開催

昨年(2016)は、『竹富島憲章』が制定されて30周年を迎える節目となる一年でした。

竹富公民館では30年の節目を迎えるにあたり、
改めて『竹富島憲章』と向き合い、
3集落から各3名の合計9名からなる竹富島憲章制定30周年特別委員会を設け、
三村浩史京都大学名誉教授、
宮澤智士長岡造形大学名誉教授、
大田綾子竹富町教育委員会教育長、
前本隆一竹富公民館顧問
を相談役に招聘し、
『竹富島憲章』の文言ひとつひとつを検証しました。
崇高な理念は色あせることはありせんが、ゴミの処理や車両運行に関する一節などは、
時代背景を踏まえ、現在の暮らしにあわせた修正を施しています。
1月期の集落ごとの月例会より島民へ「竹富島憲章(案)」を配付し、
来たる3月31日の定期総会において、新たな表現による『竹富島憲章』の制定を目指しています。

昨晩は、地縁団体法人竹富公民館と全国竹富島文化協会の共催事業として、
「竹富島憲章制定30周年記念講演会」を開催いたしました。

会場となった竹富島まちなみ館には、竹富島民はもちろんのこと、
石垣島からも多数訪れ85名もの来場者が足を運び、関心の高さがうかがえます。

講演会の講師は、
竹富公民館顧問の前本隆一氏と
宮崎県椎葉村十根川重要伝統的建造物群保存審議会委員の黒木久遠氏に
「竹富島憲章と竹富島の暮らし」をテーマに語っていただきました。
前本隆一氏には「憲章制定の経緯」をご講演いただき、
1971年の大干ばつと大型台風の襲来、
困窮した生活と外部資本との結びつきによって土地が売られていった経緯、
島を守るために必然的に憲章を制定する竹富島の状況を詳しく語っていただきました。
黒木久遠氏からは、
竹富島との繋がりについてご紹介いただいたのち、
島内を参観したことから30年前との変遷と、
まちなみを保存する苦労、
それに伴う行政との結びつきの重要性を語っていただきました。

竹富島は、「重要」と付す文化財を3つ有しています。
種子取祭は、国の重要無形民俗文化財。
まちなみは、国の重要伝統的建造物群保存地区。
旧与那国家住宅は、国の重要文化財。

周囲わずか9㎞の小さな島に、国の貴重な文化遺産を3つも有する竹富島。
それを誇り、守り育んだ先人への畏敬の念と崇高な心を尊び、継承すること。
「竹富島憲章制定30周年記念講演会」の大きな趣旨は、ここにあります。

(ta)

駐輪場の清掃

10月29日から今年の種子取祭がはじまりました。
11月4・5日の奉納に向けて、
島もお祭モードが高まってきました。
こうしたなか、昨日の夕方、
レンタサイクル事業者の皆さんと連携して、
駐輪場の清掃を実施しました。

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本来なら、
10月24日の秋季清掃検査前に掃除を終えるべきだったのですが、
種子取祭前の準備に忙殺されて段取りができず、
昨日の実施となりました。
また、この駐輪場の前の道は、
種子取祭の参詣の儀式で神司が通るとても重要な道でもあり、
どうしてもきれいにしておかなければならない道でもあります。

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今回ご協力いただいた、
丸八レンタサイクル、友利観光、レンタサイクル竹富
嶺本レンタサイクル、新田観光、竹富観光センターのスタッフの皆さま。
種子取祭の大変慌ただしいなか、
ご協力いただきまことに有難うございました。

(ta)

喜宝院蒐集館のリニューアル

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収集物約4,000点のうち、
842点が国登録有形民俗文化財に指定されている喜宝院蒐集館。
改修工事のため2月7日から休館していましたが、
リニューアルして本日開館いたしました。
事情により外装は4月中旬までずれ込むそうですが、
館内は展示棚や館内の清掃も行き届き、
じっくりと展示物を見学することができます。

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『竹富町史第10巻資料編近代Ⅰ』-喜宝院蒐集館文書-の前書きには、
喜宝院蒐集館について、
「物だけではない、伝統文化の継承者として上勢頭亨翁の大きな心が詰まった、
竹富島の一大文化センターなのである」
と評されている通り、文化遺産の島である竹富島の歴史・伝統・文化・民俗・風習、
いわゆる「島の暮らし」が集積している施設といえるでしょう。

竹富島を訪れる際は、是非とも足をお運びいただき、
テーマパークではない、
「竹富島の暮らしの息吹き」を感じていただきたいと思います。

(ta)

竹富島ゆがふ館アーカイブ上映会「雄勝~法印神楽の復興~」上映会を共催します。

今年は、東日本大震災から5年が経過する節目の年です。
この節目にあたり、3月11日に竹富島ゆがふ館でアーカイブ上映会
「雄勝 ~法印神楽の復興~」を開催いたします。

今回は竹富島ゆがふ館だけでの上映ではなく、
島民をはじめ多くの方々に映像をご覧いただきたいと考え、
地縁団体法人竹富公民館、竹富町立竹富小中学校と連携して
昼の部も開催いたします。

宮城県石巻市雄勝町の国指定重要無形民俗文化財
「雄勝法印神楽」(おがつほういんかぐら)。
震災の復興のシンボルとして、
雄勝町の人々が目指したのは、祭の復活でした。
自らの暮らしもままならないなか、なぜ人々は祭の復活を求めたのか。
手塚眞監督が丹念に手掛けた60分の映像です。
今回は公益社団法人日本ユネスコ協会連盟から映像をご提供いただき、
島を挙げて上映会を開催いたします。

雄勝法印8491のコピー

3月11日に竹富島へお越しの折には、
ぜひとも足をお運びくださいませ。

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竹富島ゆがふ館アーカイブ上映会
 「雄勝 ~法印神楽の復興~ 」
(おがつ ほういんかぐらのふっこう)

主 催 :竹富島ビジターセンター運営協議会
共 催 :地縁団体法人竹富公民館、竹富町立竹富小中学校、NPOたきどぅん
映像提供:公益社団法人日本ユネスコ協会連盟

◆ 上映日: 平成28年3月11日(金)
◆ 入場料: 無料
◆ 昼の部: 13時30分~14時30分
  会 場: 竹富町立竹富小中学校体育館
◆ 夜の部: 20時~21時
  会 場: 西表石垣国立公園竹富島ビジターセンターゆがふ館
◆ 問合せ  竹富島ゆがふ館 (0980-85-2488)
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竹富島の医療事情

種子取祭(タナドゥイ)の疲れも取れ、
ようやく日々の暮らしが訪れたと思いきや、時は既に師走。
年末の慌ただしさも実感する竹富島の日々ですが、
昨晩は、
竹富町立竹富診療所主催による、
「竹富島の医療事情」が開催されました。

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今春より竹富診療所長に就かれている
石橋興介医師ならびに石垣島かりゆし病院の副院長で、
全国の離島や遠隔地の救急医療に従事されている
田中誠医師が竹富島の医療事情と題し、島民の医療事情や、
観光地としての竹富島の医療体制について話してくださいました。

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50名を超える島民が集い、関心の高さが窺えます。

石橋医師からは、メタボリックシンドロームがもたらす健康障害について。
田中医師からは、心筋梗塞や脳卒中の患者が発生した際の救急体制や予防について。
を詳しくご説明いただきました。

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ブログではあまり触れたくないのですが、
島民のメタボ率の高さには恐怖すら感じます・・・。

竹富島は「長寿の島」としても知られていますが、
石橋先生と田中先生からは、
病院や医師の努力ばかりか個人個人が努力し、
「長寿の島」のネーミングに恥じぬよう、
竹富町立竹富診療所、竹富町消防団竹富分団と連携しながら、
島民の素晴らしい暮らしぶり、
訪れる方々の医療体制をみんなで守っていきましょう。
と激励のお言葉をいただきました。

ある意味で大変怖い話でしたが、参考になる講話でした。
石橋先生、田中先生をはじめ、
竹富診療所、石垣島かりゆし病院、竹富町健康づくり課の皆さま。
ありがとうございました。

(ta)

平成27年度 竹富島種子取祭の日程

平成27年度 竹富島 種子取祭の日程

● 9月20日 (旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
竹富島にニライカナイの国から神々によって、
種もみがもたらされる神事が行われる。
● 9月20日 (つちのと ゐ) シチマツリ (節祭)
古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を
祭日とする種子取祭に入るとされている。
本年は、11月8日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

1. 11月4日 (きのえ さる)種子取祭初日
初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。
玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)
の前で無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願する

2. 11月5,6,7日

種子取祭の諸準備。狂言、舞踊の稽古に充てる

3. 11月8日 (つちのえ ね)
神司はそれぞれの御嶽にてタナドゥイのウッカイ(ご案内)
を行ったのち公民館役員と合流して玻座間御嶽、世持御嶽、
清明御嶽、根原家などを廻り種子取祭の願いを行なう。
男生産人(16歳~69歳迄)は、
早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。

4. 11月9日 (つちのと うし)
ンガソージといって、
前日に蒔かれた種子がしっかりと土につくように、
精進を尽くす日とされる。
家主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)
を招いてイイヤチ戴みの儀式などもある。
また、この日はフクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
夜には公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
ブドゥイドゥン・狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。
(午後6時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5. 11月10日 (かのえ とら)
バルヒル願いの日、奉納芸能初日
 ● 早朝
  彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願
  玻座間御嶽では神司たちの祈願
  その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
  場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
 ● 玻座間村西地区の主事宅へ参詣
 ● 世持御嶽へもどる
 ● 庭の芸能を奉納
  棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、
  祝種子取、腕棒、馬乗者の順で行われる。
 ● 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。
  その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
  曽我兄弟で初日の芸能は終了
 ● イバン(九年母)戴みの儀式がある
  それから世乞い(ユークイ)が始まる。
  ユークイは、種子取祭を統一した根原金殿をまつる根原屋から始まり、
  その後三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。
 ・東集落 宇根屋、與那国屋、神司家、顧問家、各家を回り最後は宇根屋。
 ・西集落 神司家、玻座間長者家、公民館長家など各家を回る。
 ・仲筋村 神司家、仲筋長者家、各家を回り最後は顧問家。
 ● 石垣への船の臨時便あり(予定)

6.11月11日 (かのと う)
  早朝、三集落のユークイの一団は、根原家で一つになってユークイ留めを行なう。
 ● 世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
  二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
  それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納され、
  前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
  その後、玻座間村東地区の主事宅へ参詣の儀式。
  その後世持御嶽へもどる。
 ● 庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
 ● 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
  別途奉納芸能演目がある。
  仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種子蒔狂言、天人狂言
  などがあり、最後は鬼捕りで奉納芸能は終了
 ● 芸能の奉納はすべて終了
 ● 石垣行臨時船便あり(予定)
  種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.11月12日 (みずのえ たつ)
  男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。

  朝 竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会幹部との懇談会。
  午後からは支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   
8.11月13日 (みずのと み)
  種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。